
札幌の山崎歯科・矯正歯科、院長の山崎英彦です。
6月26日~28日、私が所属している日本臨床歯周病学会の総会へ参加してきました。
6年ほど前にも福岡で開催され参加しましたが、その時は倒れんばかりの炎天下!!
その時は初めての福岡でしたから、「九州ってこんなに暑いものなのか」と立ちくらみしながら、タクシーの運転手さんに尋ねると「今日は特別暑いよ。こんなのめったに無いよん」と言われたのを思い出し、今回決死の覚悟で出席しました
《《0=(゚〇゚)=0》》バリアー!
しかし、今回は札幌とそれほど変わらない心地よい好天。
o@(^-^)@o。ニコッ♪
食欲もわき、矯正の先生の「福岡は地鶏とか美味しいものが沢山ある」とのアドバイスで、地鶏料理、北海道には馴染みの無い魚料理(飛び魚のカリカリ揚げが美味しかった)、そして博多ラーメンと満喫してきました。
じゃあ無くて、しっかり勉強してきましたよ(゚ー゚;Aアセアセ

アメリカ歯周病学会会長 Dr. David L. Cochran による特別講演 「The Evolution of Implant Therapy」
現在のインプラント研究の最新研究を学んできました。
今までのインプラントに比べ、より体に親和性の良い材質の開発、研究の内容でした。
アメリカでは商品化されていますが、日本ではまだ未認可との事 *゚Q゚)ハヒィ

シンポジウム「重度歯周疾患への対応」では、日本の有名な先生方によるプレゼン、ディスカッションが行われました。
歯周疾患は、まだ解明されていないことが多く、特に重度では治療法も不複雑で高度の診断と治療技術が求められます。
その中で、今回発表された先生方の講演には感嘆とさせられます。
これは、個人的見解ですが、重度歯周疾患の治療は非常に困難で、かつ患者さん自身のプラークコントロールにより長期的な安定、予後が大きく左右されます。
その為、歯科医は往々にしてリスクとなり得る要因を出来るだけ先手を打って解決しておこうという治療法を選択する傾向になります。
これは、ある意味正論ですが、これが時にオーバートリートメント(適正以上の診療とでも訳すのでしょうか?)にも繋がる危険性があります。
このことは、私を含めて専門医間でもいろいろ議論が分かれるところで、まだ正解というものはありません。
私個人としては、このHPでも書いていますが、患者さんと二人三脚で生涯の健康に寄与できるような病院でありたいと、それを目標にして診療をしていますから、その点を特に慎重に注意しながら、患者さんの希望を第一に治療を進める様に心がけています。
「出来るだけ、抜かない、削らない、手術をしない」様に!
だって、自分が治療にかかる時を考えると、そんな歯科にかかりたいですから(m。_。)m オネガイシマス
札幌の山崎歯科・矯正歯科、院長の山崎英彦です。
埼玉県の吉川市で、6月4日の虫歯予防デーにちなみ、
「子供たちの未来のために!水道水フロリデーション」
として、4歯科医院に給水器を常時設置し、水道水フロリデーションの試飲体験を行ったそうです。
フロリデーションとは、日本語に要約すると「水道水フッ化物濃度調整」。
フロリデーションは、自然の状態でも水に含まれているフッ素を、人の歯の健康、むし歯予防に役立つように水道水中のフッ化物濃度を調整する方法です。
実用化している国は61か国(日本での実用化は現在のところなし)で、4億人以上が虫歯予防の恩恵を受けています。

世界保健機関(WHO)でも水道水フッ化物添加を取り入れた総合的フッ化物応用として展開することを強く望んでいます。
フッ素は歯が生えてからでも表面を強くし、虫歯予防に非常に効果的なことが実証されています。
歯科医院で、定期的にフッ素を塗布することも効果はありますが、フッ素水道水の方が圧倒的に効果的です。
一部の団体には、フッ素の過剰摂取による副作用を心配し反対する専門家も居ますが、フロリデーションの正しい知識を導入していけば決して危険ではありません。
フッ素に限らず、全ての薬品は過剰に摂取すれば当然副作用は出ますよね。
なぜ、これだけ虫歯予防に効果的な方法があり、世界各国で効果や安全性が立証されているのに、導入されないか私には理解できません。
吉川市歯科医師会長も言われる様に、
「遅れが目立つ子どもの虫歯予防対策を充実することはとても大切であり、フロリデーションは最も優れた公衆衛生的な虫歯予防策です。実施されれば子どもから高齢者まで生涯を通じてむし歯予防の恩恵を享受できる」
との言葉。
私も全く同感です。
札幌の山崎歯科・矯正歯科、院長の山崎英彦です。
歯科医院って特有の匂いがするんですよね。
私たちは、普通に感じていますが、患者さんには決して快適とはいえない・・・
薬品の匂い、歯を切削する時に出る匂い、材料の匂い、材料を削る時に出る匂い、どれも、日常遭遇する匂いではないですから、不快に思われることでしょう。
それに、待合室で緊張されている状態であれば、なおのこと敏感に感じられると思います。
それを少しでも軽減できればと思い、アロマを設置してみました。

今日は、ひのきの様な香りにしてみました。
治療していてる私たちも、癒されています。
いろんな種類の香りが市販されていて、どれがいいのかまだ分かりません。
来院の度に違う香りかもしれませんが、それも楽しんでいただければ!=*^-^*=にこっ♪
患者さんの希望の香りがありましたら、教えていただければ嬉しいですd=(´▽`)=b ィェーィ♪
「今日の香りはいい」とか「今日のは合わない」とか・・・
札幌の山崎歯科・矯正歯科、院長の山崎英彦です。
これからの季節、北海道はお花畑のオンパレード!
普段細かい仕事の連続ですから、時々こうやって緑に触れることでとても癒されます。
今回は、札幌のシンボルであるライラック。国内随一のライラック園がある札幌市白石区の川下公園へ出かけました。

1.3ヘクタールに200種1.700株を栽培。
ライラックは英名で、和名が紫丁香花 むらさきはしどい、仏名はリラ。モクセイ科ハシドイ属の落葉樹で、原種は約30。
ヨーロッパの木のイメージが強いが、ヨーロッパの原種は二つで、大半は中東や中国、朝鮮半島のものというそうです。
120年前クラーク博士がアメリカに寄贈したライラックの子孫も植えられています。
花言葉は「青春」とか。初夏に花が咲き、香りのさわやかさが「青春」に結びつくのでしょうか。
蝶 来ると見れば いつしかリラ咲けり
水原 秋桜子
ピンクや紫の濃淡や白の森(*゚‐゚)ぼぉー・・
ライラックはそれぞれ色によって微妙に香りも異なり、公園をライラックの甘い香りが包み込みます。
十重二十重に連なるライラック・・・花の間を歩くだけで陶然としてしまいます。ヾ(´ε`;)ゝ ふぅ。。。
患者さん、同業者の皆さんにも癒しをおすそ分け
(*´ -`)(´- `*)




札幌の山崎歯科・矯正歯科、院長の山崎英彦です。
最近は、カルテも電子化されているせいか、先日行った内科や皮膚科の先生も、診察時間の殆どをパソコンとにらめっこ?(__!)?(!__)?
正確性を求めたり、治療方針の決定には効果があるとは思うが、患者である私のほうは「こっちの気持ちも聞いて!!」と感じざる得ませんでした。。。。o(゚^ ゚)ウーン
歯科を含めて、医療とは常に科学性でなくてはならないのは当然のことです。
臨床と共に科学的根拠に則った治療を提供すること、勿論重要なこと。
しかし、我々医療に携わるものと他の科学との決定的な違いは、相手が1人の人間であることです。
このことを重視した医療を心掛けなければ、自分中心の自己満足の臨床になってしまします。
医療は、科学性であると同時に患者さんの"こころ"とどう向き合うかが非常に重要です。
特に、歯科は主に慢性の疾患を扱うわけですから、長期に患者さんとお付き合いしなくてはなりません。
ですから、特にその事が重視しなくては治療の成功に結びつきません。
そのためにも、当院は私を含めスタッフが一丸となって、患者さんと交わす、言葉、その時間を重視する診療を心掛けるようにしています。
といっても、「自分の心」でさえわからないのですから、「ひとの心」なんて簡単に分かるものではありません。
私の尊敬する心理療法の大家 河合 隼雄先生までもがおっしゃっています。
「ひとの心なんて、そんな簡単にわかってたまるか」
「しかし、わからないから面白いのです」っと!
今回紹介するのは、その心理療法の大家 河合 隼雄先生と、南伸坊さんの、おもしろ、楽しい、それでいて深~い一冊です。

簡易な文庫形式の入門書ですが、心理学と臨床心理学のちがい、精神分析とカウン セリング療法などなどのちがいを明確、かつ簡潔に述べられているので、非常に頭の整理ができました。
しかし、平易な文章の奥には、心理療法の重く、命がけの向き合いが伝わってくる。
いくつか紹介すると、
・「心理療法というのは、来談された人が自分にふさわしい物語をつくりあげていくのを援助する仕事だ」という記述。
すべての人は、自分の物語を作っている。
その物語の中に、うまく位置づけられないことが出てくると、人は精神のバランスを崩すのだろう。
人が、うまく位置づけられないそのことを、なんとか物語の中に取り込もうと、物語を再構成しようと語ることを、辛抱強く聞くのが心理療法の仕事なのだろう。
・河合先生は、「心理職は、”自己分析”を避けては努まらない職業」 だと、強調去れている。
徹底して、自己分析の重要性を説いる。
・「今、橋の上です。これから自殺します。」といってくる患者に対しどのように対処すべきか。
「自殺します」という生の問題に、理論という武器を持たず、素手のまま直面してしまうのである。まさに具体的な生身の人間との対峙である。
など・・・
本書のテーマである「心理療法」は、いわゆる普通の科学や学問ではなく、人間そのものを丸ごと人間として扱う、という点にある。
一般的な科学や学問は、ある意味、「人間そのもの」はいったん脇にどけておいて、その後、おもむろに現象やら事物やらの仕組み、因果関係の解明に取り組む。
一方、心理療法の世界では、科学や学問の「きれいな」世界とは、異質である。
しかし一方で、面白がる余裕がないが故に、かえって考察そのものにはこれまで以上の迫真と鋭さが光る。
人の心はどこまでわかるのか、という問に対し、そんなものわかってたまるか!と言い切ってしまうユング派心理学の第一人者河合隼雄先生もすごいが、南伸坊氏も「わからない」点では決して負けてはいない。
わからない中でもがきつつ、謎に迫ろうとするところが、本書のいちばんの魅力だと思う。
心理療法というものは、本当に奥深い。
治療する人(セラピスト)も苦しい経験をしていたり、共に苦しまなければ人を 救うことはできない。
そして、その奥深さと厳しさが、今の医療、そして私には最も大切なことだと改めて気付いた。
そのためにも、しばらく河合ワールドの奥深さとは向き合っていかなければならないと、強く感じた一冊でした
o(*⌒O⌒)bふぁいとっ!!