山崎歯科クリニック

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2009.10.24

かめる人は長寿で健康 ヽ(*^^*)ノ


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札幌の山崎歯科クリニック、院長の山崎英彦です。

今月は、移転の準備でなかなかブログアップできませんでしたが、嬉しい、研究結果が出ましたので、紹介しますね。

かめる人は長寿で健康 (岩手県歯科医師会調査)

8020運動

きちんとかめる人は長生きで活発な老後を送っていると、歯科医師会が発表した。
同じ人の80歳時と90歳時の歯の状態などの調査結果から、このような傾向が明らかになった。
世界的にも珍しい長寿国日本ならではの調査で、歯の健康と長生きの関係が裏付けられたといえそうだ。
調査は、盛岡保健所(当時)管内で1997年に調査した80歳814人のうち、比較的元気な80人を対象に、90歳となった2007年に実施。07年現在の歯の状況や血液検査、握力や片足立ちなどの体力測定、食事などを調べた。
この結果
▽80歳時点で、歯が多数あるなど口の中の状況が良い人は90歳でも運動機能が高い
▽80歳時点で自分の歯がある人は、90歳で新聞を読むなど知的能動性が高い
▽90歳時点で入れ歯を使用している人は、使用していない人と比べ、友人がいる
▽趣味が豊富など生活充実度が高い
―ことが明らかになった。
調査の実行委員長を務めた岩手医大歯学部の米満正美教授は
「80歳と90歳で同じ人を追跡調査するのは、全国初ではないか。調査結果は、80歳で20本以上の歯を保つという『8020運動』の裏付けにもなる」
と語る。
同歯科医師会の西郷慶悦常務理事は
「自分の歯がなくなっても、入れ歯を使用し、きちんとかめる人は生活の質は高い。今後、さらに調査結果を精査し、岩手から全国に発信したい」
と意気込む。

このように、歯が多く残っていると長寿であるという研究はありましたが、今回のように、運動機能や知的能動性など、生活面まで踏み込んだ研究はあまりありませんでした。

私も、介護施設や御高齢の患者さんを多く診察させていただいていますが、同じような実感があります。

90歳位の方でも、入れ歯や自分の歯が多く残っている方は、概してしっかりしています。

中には、私の方がよほど痴呆が進んでいるのでは?と感じることさえあります。

そして、これは個人的実感ですが、お口が健康な患者さんほど、高齢でも美しさ(お化粧や身なり)がしっかりしている様な、魅力的な方が多いのです。

「私も高齢になったらこんな風になりたいな」みたいな。
σ(;_q)ヾ(;´д`)お元気だし・・・

とにかく、口腔健康と全身疾患の相関関係の報告が近年、相次いでいます。

厚労省ももう少し関心を持ってほしいです。
o((=゚ェ^=))o''ワクワク♪

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2009.10.10

10月8日は語呂合わせで「入れ歯の日」


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札幌の山崎歯科・矯正歯科、院長の山崎英彦です。

写真は、【日本最古の仏姫(ほとけひめ)の木床義歯(もくしょうぎし)】日本最古の木床義歯は、天文7年(1538年)4月20日に74歳で亡くなった和歌山市の願成寺、仏姫という尼僧のものです。

訪問歯科診療

この義歯は、黄楊(つげ)の木を彫ったもので、歯の部分と一体となっていたそうです。

臼歯の部分がすり減っていることから、実際に使われていたと想像できます。

野生の動物は歯を失ってしまうと物が食べられなくなり死ぬしかありませんが、人間は食べ物を工夫して歯が無くても食べられる食物の調理法を開発するとともに、入れ歯を発明して、不足するまたは完全に失った歯を補うことを考えました。入れ歯の歴史は5000年近くあるとも言われています。

さて現代の歯科治療では、虫歯や歯槽膿漏などで傷ついたり失われた歯を補修したり補ったりするために、様々な技術を使用しています。

入れ歯の場合、その歯を固定する床を何で作るかという問題があります。

現存する日本最古(これが世界最古でもあるらしい)の入れ歯は室町時代のものですが、木製の床を使用しています。

一方西洋では象牙、陶器などを床に使用していましたが、1856年にゴム床の精密な製法が開発され、入れ歯はそれ以前と比べて遙かに快適な装着感のあるものとなりました。

日本にもこのゴム製の床は1874年に紹介され、急速に普及します。

この材料はやがてゴムからアクリル、レジンと変化してきており、現在の主流はそういうプラスチック製の床です。

なお人工の歯そのものの素材は古代には象牙や牛の骨などが使われており、後に陶器なども出てきて、現在では金属やセラミックなどが主流になっています。

メタルボンドといって金属にセラミックコーティングしたものやハイブリッドといってブラスチックとセラミックを混合した素材もあります。

なお床の方ですが、プラスチック製の床は炎症を起こしにくく軽くて良い面もあるのですが、口腔内の形と完全に一致させるのが困難であるため、微妙な違和感と戦う必要があります。

これに対して1980年頃からチタンなどの金属を使用した床が一部で使われ始め普及し始めています。

金属の場合可塑性があるので口腔に完全に馴染ませることができて、入れ歯安定剤を使う必要がありません。

更には熱伝導率が良いので熱さ・冷たさが伝わり、食事がより快適になります。

但しこの金属床については、まだ保険外診療となっています。

しかし基本は「歯は大事な臓器」。

やはりこういうものにお世話にならないように、日々のメンテをしっかりやるようにしたいものです。

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